「もう大学4年生。でもやりたいこともないし、魅力的な仕事もない」
大学四年生にしてそんな就活初心者の悩みで悩んでいたのが私です。
その結果、全く興味のない仕事に就職し、全く仕事が面白くなく、新卒半年で退職しました。
就活が失敗した(と言っても過言ではない)私が、過去の私に言いたいことは「少しでもやりたいことをやれ!」です。
「就活しなきゃだけど、やりたいことが見当たらない」
「就活失敗した人はどんな道を進むんだろう(怖いものみたさ)」
といった方におすすめの記事です!
大学時代の就活
「やりたいことが見当たらない!」「何になりたいかわからない!」
大学時代は芸術学部にいました。
芸術学部はあまり就活に積極的ではなく……ということはあまり無かったように思えます。
就活の話はあまり表に出ることは少なかったですが、なんだかんだで同じコースの人は就活をきちんとしており、9月の時点では半分以上が就活を終えていたような記憶があります。
そんな中、私は大学3年生の時から就活に対してずーっと思い続けていたことがあります。
「私は将来、どうなりたいんだ?」
今なら言える。「将来になる何か」とはなろうとしてなるものではなく、気づいたらなっているものだと。
しかし、大学生の時は常に「どうなりたい」「何かにならないとならない」と思っていました。
また、就活のやり方が全くわからないと感じていて、それを周りに聞ける人もおらず困り果てていました。
ここで私がやったほうが良かったことは、
- 恥を捨て大人しく周りに「就活のやり方」を聞く
- 就活サイトでエントリーをして応募して面接をする
と今なら思います(笑)
悩んでいる時間がマジで無駄でした。
いや確かに悩むことは大事なことだと思いますが、悩みすぎて一歩も踏み出せないのはworseです……。
やりたいことがなさすぎて「興味のないこと」に手を出す
今思うと結構気が狂っているとしか思えないのですが()私はやりたいことが見つからなさすぎた結果「やったことない興味のないこと」をやろう!と思い始めました。
なぜ、そんなことをやろうと思ったのかというと、「どうせやりたいことがないのなら何をやっても同じだろう」と思ったからです。
それと時期が時期的に「福利厚生、立地、給料などが良いできそうな仕事」の案件が少なくなっていたということがありました。
一応芸術学部で学んだことが活かされるであろうテレビ会社の説明会や企画展示をやるような会社の説明会に行ったこともありました。しかし、環境や生活が合わないと思いました。
そして何より「動画制作とかクリエイティブなこともやってみたいけど、私じゃ無理だろうな…」と感じていました。
必殺・やる前から諦める戦法を使っていました。
今なら思う。応募してから諦めろ。
「やったことのない興味のないことをやろう!」と思ったのは、だいたい大学4年生の12月くらいだったと思います。
その頃には「とりあえず就活はしないと!(とりあえずどこでもいいから就職しないと)」と思っていました。
とりあえずと思い、新卒エージェントに登録して就活を始めました。
新卒エージエントの方は親身になってくれましたが、私が「やりたいことがない」「なんでもいい」と言ったので聞いたことがなかった「施工管理士」になれる会社を紹介してくださいました。
そしてそのいわゆる「セコカン」こそが私の前職になりました。
その会社は1日で面接から合否までがわかるという会社でした。
そしてトントン拍子で正社員になることができました。
「この仕事がやりたいわけじゃない……」と思い続ける
研修時点でやめたかった
正社員になったはいいが、聞いたこともなかった「施工管理士」という仕事。
でももしかして「ものを作る」ということは芸術にも共通する(?)し、アリなのでは?とか思っていました、3月31日までは。
研修が始まってからは、スーツに腕を通し朝7時に家を出て、研修会場まで出勤していました。
正直1ヶ月で病み始めていました。
「なんでたかだか座学なのにスーツ?」「てか用語もよくわからんし」
このあたりから「なんでこの仕事に就職したんだっけ?」と思い始めていました。(早すぎる)
たまに電車で腹痛が起き(この時に発症した過敏性腸症候群は今でも続いています)ながらも出勤した記憶があります。
そしてたまにCADソフトを触ったりしていたのですが、「IllustratorやPhotoshopが触りたい……」と思いつつ研修をうけていました。
研修中は順々に配属先が決まっていくのですが、それも一体いつなのか……と思いながら3ヶ月が過ぎていました。
配属先が決まったけど……通勤2時間!?
7月になり、暑くなるころに私の配属先が決まりました。
わーい!と思いましたがなんと通勤時間が2時間もかかる上に朝8時集合。
毎日泣きそうになりながら出勤していました。
半分寝ながらお弁当を詰め、寝れもしない電車に揺られ、帰りの電車も2時間。
えーん、泣きたい。泣いてました。
というか仕事の前日は気分が悪くなっていました。
それからなんやかんやあってしばらくしてその会社はやめました。
(配属先の人は良かったけど、いかんせん環境が悪過ぎた)
(なんやかんやあってはこちらの記事に書いてあります)
やりたいことが無いなら「少しでもやれることをやろう」
というわけでやりたいことがない状態で闇雲に就活すると後悔することになりました、私は。
今なら思いますが、やりたいことが見つからないのであれば、「少しでもできることを職業に活かせないか」という面で考えてみるのがおすすめです。
自分一人で「やれること」を探すのが難しいときは、周りの人や新卒エージエントの方の力を頼るのもいいでしょう。
就活は一人だととたんに難易度が上がります。
また難しく考え過ぎずに「遊びにいく」くらいの感覚で会社の面接や説明会に行ってみると思い詰めることが少なくなると思います。
就活に悩んでいる人の助けになりますように。
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