数年前まで「劣等感しか感じねえ〜〜〜!!!消えたい辛い!!!」と常日頃から思っていた私ですが、ここ最近は劣等感から遠ざかっている日々です。
以前は「私は心が狭い人間だ」と思っていました。というのも
- 自分より優れている人をみると羨ましい
- 自分と同じことが得意な人は嫌い
という暗黒思考を持っていました。
また、よくいじられることも多く、学校が終わり家に帰り「私はサンドバッグなんだろうな…いじいじ」とよく拗ねていました。
ここ一年ほど、その「劣等感」をあまり感じなくなってきたので、経過とやったこと、心がけたことについて書いてみたいと思います。
・劣等感に悩まされている人
・自分より優れている人が羨ましくてしょうがない。嫉妬するのをやめたいのにやめられない人
におすすめです。
劣等感に悩まされる学生時代
苦痛な高校時代
思えば私の劣等感は高校時代からあったと思います。
少しだけ進学校に進んだので、勉強のできる人が沢山いて、中学時代、学年トップ10に入っていた私はそこで挫折を覚えてしまい、結構辛かった記憶があります。
また高校時代は、周囲に絵を描ける人や小説をかける人が多くいました。
そのことに対しても劣等感と羨望を持っていました。
(オタクらしい悩みである)
私だって私だってー!と思いつつも、数学はわからん上に赤点とって補習コース。日本史は眠たくてミミズの走るノート。
絵を書いてみるも筆は折りたくなるわ小説書いても書ききれないし……。
また、高校一年生の時の自己紹介で失敗(60秒話すところを30秒しか話せなくて、残るの30秒はただただ無言。)してしまい、「変な人」レッテルが貼られてしまい、友達も少なかったです。
幸い、半年ほど経過したくらいで他クラスの友人ができたので学校に通うことができましたが、結構友達のいない日々は辛いものでした。
編入してもやっぱりしんどい
私は大学は短大を卒業してから編入したのですが、編入先でも結構な劣等感を持ち続けて(学校に行けなくなり)2年ほど留年をしてしまいました。
一般的な短大から芸術学部に編入したのでカリキュラムも違うし、年はみんなと違うしでかなり焦りというか「やばい!」と思っていました。
どんなことで劣等感を抱いていたかというと
- 映画をたくさんみていて知識がある人が羨ましい
- 映像編集とかしたことないのにここにいてもいいのか
と感じていました。(映像系の大学でした)
足りない、ことばかり目に付く
認知の歪みという言葉があります。
昨日、夫と郵便局へ大量の郵便物を持ち込んだとき、郵便局員さんとの会話で自分の認知の歪みを自覚した。
私は、1枚目のように捉えて自己否定までいきつく。認知の歪みで自己否定を繰り返すと、死にたくなる。夫は、ナチュラルに受けとめるて、自分も他人も傷つけることがない。とてもよいと思う。 pic.twitter.com/31kd4IdeK9
— 弥生@もるbot(発達障害@ADHD・ASD) (@AdhdMorubot) June 14, 2018
詳しくは語りませんが、上記のツイートの1枚目のような状態で物事を捉えてしまうことを言います。
私もこの「認知の歪み」に悩まされていました。
「できない」「足りない」
これらのことばかりが頭を占めて、やる気や気力がどんどん削がれていた時期がありました。
できることがあっても「私よりできる人はもっといる」とか「これっぽちしかできない」という思考に行き着く。
できることには目が向かず、できないこと
に目が行く。
この状態だと何もやっても自信がつかず、褒められても素直に受け取れず悪循環になってしまいます。
そこでなんとかして劣等感を減らすために次のようなことをしました。
劣等感を減らす方法
アプローチを考える
褒められたときに素直に受けとる
日常生活をしているとどこかしらで褒められることがあると思います。
その時に「ありがとう!」とお礼を言われた時に「いやいや」や「そんなそんな」という否定の言葉を使うのではなく、「どういたしまして」などの肯定の言葉を言うように心がけました。(今でもできてない時がしょっちゅうあるので今後の課題!)
初めは慣れないかもしれませんが、たくさん言うようにして慣れていきましょう。
大袈裟に「自分できる〜!」と褒める
家で料理をして美味しくできたことはないでしょうか?
そのときに「おっ自分やるやん?」というように自分で自分を褒めていました。
他にも早起きができた時や集合時間に間に合った時などにも「自分天才〜!」というように大げさに褒めましょう。
自分に自信がない人が大げさに自分のことを褒めることで、少しだけ劣等感を拭えるような気がします。
自分の長所、やれることを突き詰める・やりたいことをやってみる
できる、できないや、今のスキルレベルをあまり気にせずに、とりあえず自分がやりたいと思うことをやってみるのも良いかと思います。
少しでも自分が興味のあることを始めてみたり、今は少しだけしかできないけど、もう少しスキルを伸ばしてみる勉強をしてみるという感じです。
また、新しく何かを始めるのも大事です。
劣等感を感じている自分に気づく・ありのままの自分を認める
劣等感を感じた時に、「今自分は劣等感を感じているぞ」と自分で自覚するのは大事です。
なぜ自分で自分のことを客観視するのがよいのかと言うと、そこで「劣等感に呑まれる」のがストップされるので、それ以上劣等感にまみれなくて済みます。
劣等感に気付いた時はその場やその人から少し離れてクールダウンしましょう。
また、「ありのままの自分を認める」ということはとても大事です。
今ある自分はそのままでも充分!と思うことにしましょう。
周囲にあなたを貶める人は存在していないか?
そもそも、周りに劣等感を感じさせるような人物はいませんか?
例えば
- 「お前はできないやつだ」と言ってくる
- 「〇〇さんと比べてあなたは〜〜〜。」と言ってくる
などでしょうか。
このようなあなたを貶めるような人が周りにいる場合は距離を取りましょう。
わたしは過去に、この貶めるような人が身近にいたことで劣等感に拍車がかかり自尊心が喪失したことがあります。
そのような人とは距離を取りましょう!
そして自分で自分を貶めるのもやめましょう。
自分で自分を貶めるのはうっかりやっていても気づかないことが多いと思います。
必要以上に自分を責めないように。
言葉にしてみる・言語化する
劣等感とは向き合いたくないですが、やはり劣等感を感じたときに言語化するのもよいのかな、と最近思います。
言語化することで自分の状況を俯瞰することができるんじゃないかなと思います。
(先ほど書いた客観視と同様ですね)
劣等感はゼロにはならない……が少なくなることはできる
タイトルにもありますが、劣等感はゼロにはなりません。
私も、大学の同級生で活躍している人がいるのでその時には「むむむ」と思うこともあります。
しかしその「劣等感」があることで「もう少し頑張ってみよう」と思えることもあります。
劣等感に押しつぶされてしまうと辛くなるので、劣等感をコントロールしてみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも困っている人の助けになりますように。
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