- 彼氏と合わないけど、別れられない
- 彼氏に合わないと言われた、けどどうしたらいいのかわからない
とお悩みの方におすすめの記事です。
私は以前に付き合っていた彼氏から「合わない」と言われたことがあります。
また、私自身も当時の彼氏と「合わない」と思っていました。けれど、簡単に別れを選ぶことはできませんでした。
結論から言うと、その彼氏とは別れることにして、今はまた別の人と付き合っています。
過去を振り返ると、あの時別れることにして正解だったと今は思います。
なぜ、合わないと言われた彼氏と(別れることに恐怖を感じていながら)別れることができたのかについてまとめてみたいと思います。
経緯
当時の彼が「合わない」と言った理由はこういったものでした。
- 年齢が合わない(15歳差がありました、私が下でした)
- 彼氏が私の性格についていけない(すぐに泣く、好みじゃない)
- モラハラ傾向が自分(彼氏自身)にあるから、一緒にいても辛いだけ
今思えば、付き合っている当人を目の前にして「合わない」「好みじゃない」「すぐ泣く女は嫌い」などなど、こんなことを言う奴とは別れた方がマシだと思います……。でも、当時の私はなぜか、「別れたくない!」と一点張りでした。
「合わないと思う」と電話口から言われた時は、あまりのショックで泣き続けました。
そして、一晩中泣いて謝りました。気が狂っている(笑)結局、明け方くらいに相手が折れて「またよろしく」という感じで付き合うことになりました。
その時は
- また付き合える!
- また今回みたいに別れ話になったらどうしよう
という感じでした。
そして正直、この関係は長くは続かないだろうと心のどこかで思い始めていました。
私も当時の彼と同じように「この人とは合わないな」と思っていました。
とはいえ、すぐに別れるという選択ができませんでした。どうして別れられなかったのかについて書いてみたいと思います。
「合わない」と思っているのになかなか別れなかった理由は?
「合わない」ことを認めてしまうと過去の自分を否定するような感じがした
「合わない」と言われて別れてしまうと、今までの自分を否定するような感じがしてなかなか別れられませんでした。
自分から好きになったし、なんだかんだで一年以上付き合っていたのもあり、情が沸いていたこともあると思います。
「今までこの人にかけた時間はなんだったんだろう」と思い、むなしくなってしまったこともあります。
寂しい、一人の時間が耐えられなくなるんじゃないかと思った
彼と別れた後のことを考えて、一人の時間が耐えられないと思い、別れを切り出せませんでした。
また、「私を好きになってくれるのは彼しかいないし、彼を愛せるのは自分しかいない」とか思ってもいました。
今思えば、恋愛依存症の傾向があったと思います。
「彼を愛せるのは自分しかいない」ですが、その彼は正直良い人ではありませんでした。
モラハラ気味だし、料理はやらせる上に文句を言う。すぐに機嫌が悪くなる。
友人から「別れた方がいい」と言われるまで、盲目的に好きでした。
「自分がいなきゃ、この人はだめになってしまう」「私だけが彼のことをわかってあげられる……」
今思うと立派な恋愛依存症だったと思います。
別れようと思ったきっかけ
そんなドロドロの状態からどうやって別れを選んだか。友人や本の力を借りてなんとか別れを切り出しました。
恋愛依存症について書かれている本を読んだ
先ほど紹介した伊東明さんの「恋愛依存症」を読んだり、二村ヒトシさんの本や、トイアンナさんの本を読んで、自分の状況を把握しはじめました。
実は、これらの本を読もうと思ったきっかけは、付き合っていた彼のことを理解したくて読み始めました。
しかし、読めば読むほど、「これって自分のことか?」と思いました。
そうして「もしかして別れた方がいいのかもしれない」と考え始めました。
友人に「別れたほうがいい」と言ってもらった
「別れた方がいいかも」と思いつつ、実行に移すことができなかったので、友人や周りの人の助けを借りることにしました。
数年来の友人に相談すれば、「絶対に別れた方がいい」と言ってくれるかもしれない。
もしかしたら「別れないほうがいいよ」と言われるかも、という期待も少しだけありました。(その期待は打ち砕かれましたが)
友人に相談すると、予想していた通り「別れたほうがいい」と言われて、やはりそうか、と自分の中で納得半分、どうして誰も理解してくれないんだろうとも思いました。
別れても次があるのではないかと思った
友人と別れて自分一人で考えたときに、「別れても次があるのではないか」と思ったことも別れようと思ったきっかけの一つでした。
正確には、「今付き合っている人よりはマシな人がいるのではないかな」と思いました。
マシと言うのは、「もっと自分のことを大切にしてあげられる人がいるのではなかろうか」という気持ちです。
結局、自分のことを大切にしてもらえてないなと気づけたことが大きい点です。
一緒にいても辛いし、相手は自分のことを機嫌が良い時しか相手してくれないし……。
冷静に考えていくと、楽しいときより辛いときの方が上回り、別れようと決意しました。
どうやって別れたのか
別れるときは、私の仕事の昼休みに電話をして相手に伝えました。
昼休みという決して暇な時間ではない時間に実行することで用件だけをスパッと伝えられると思ったからです。
相手に伝えるまでは一週間くらいかかり、それまでかなり迷いました。
けれど、伝えたことで胸のつかえが取れたように思いました。
もともと彼から別れたがっていたので、あっさり受け入れてくれたように感じます(内心はどうか知らんが)。
付き合っていて辛い?楽しい?
付き合っていて辛いな、と思うくらいなら別れた方がいいと私は思います。
辛いまま付き合い続けることは、自分を酷く傷つけているのと同義であると感じます。
合わない恋人と付き合い続けるのは決して楽なことではありません。むしろ毒です。
合わないことということを恐れずに恋人と距離を置くという選択肢も大事だと思います。
少しでも辛い人がこの記事で救われると幸いです。
コメント
[…] 彼氏と「合わない」と思ったら「別れる」という選択肢を取っても良い 彼… […]