今回の記事では、上記のように「自炊が続かないなあ……」と悩んでいる人に向けて、私の一人暮らしをしていたころの経験を踏まえて書いてみたいと思います。
自炊が続かないという人へ。「みんな初めてはうまくいかない」
私は料理の腕にそこそこの自信があります。
褒められることは多く、また自分でも「おいしい料理を作れた!」と自賛することもあります。
レベルとしては、
・家庭料理が作れる
・家に人がきたときに、何か料理して食事を出してあげられる(冷蔵庫の中身によるけど・・・)
・買い物に行ってその日安売りしているもので献立が組み立てられる
これくらいのレベルです。
しかしはじめからうまく料理できていたわけではありません。
小学生のときですが今でも忘れられない記憶があります。
私の母は、調理師免許を持っていて、またケーキ屋で働いたこともあってお菓子作りも上手でした。
父も料理が上手で、よく休日のお昼ご飯を作ってくれたことがありました。
とある日、母はパートに行っていて、父も仕事で家をあけていたことがあって、自分で料理をしないといけない時がありました。
昼ごはんに母がよくオムライスを作っていたので、自分でも作れるだろうと思い、オムライスを作りはじめました。
けれども、胡椒を入れすぎてしまったり卵がぐちゃぐちゃ、玉ねぎもご飯と分離してしまい・・・
「胡椒の味しかしない!」
出来上がったオムライスはただの炒めご飯(しかも胡椒の味だけ)でした・・・。
その時に強烈に感じたことがあります。
「おいしいご飯を作って食べたい!」
それからは母の料理の手伝いは率先して(嫌だった時もありますが)
手伝うようになりました。
自炊が続かないのは、はじめから無理をしているかも?
じゃあいざ自炊をしてみよう!と思った時にはじめから無理をしてしまうと
料理が面白い!と思う前に挫折してしまいます。
そうならないようにこれから4つのことについて解説していきます。
その四つとは
- レシピ通りに作る
- たくさん買わない
- 週に1回から始めてみる
- 自炊できなくても罪悪感を持たない
です。
レシピ通りにつくる
まずこのことが当たり前のようで結構重要です。
このレシピ通りに作ることは
・自分の中の料理レパートリーを増やす
・感覚を身につける
ことになります。
料理レパートリーを増やすというのは、文字通りです。
感覚を身につけるというのは、調味料の感覚についてです。
例えばですが
◇醤油大さじ1には水がこのくらいがちょうど良い
◇酒とみりんと醤油と砂糖のそれぞれのバランス
などがあげれられると思います。
そのためには計量カップや計量スプーンが必要になってきます。
持っていないという人は100均でもいいので買いましょう。
計量カップはワンカップ=200mlですが
個人的には300ml以上のものが便利です。
カレーとかシチューを作る際にいちいち測って水を足して・・・というのが
300ml以上だと楽になります。
材料をたくさん買わない
卵は10個入りと6個入りで売っていますが6個入りから買って自炊してみるのもオススメです。
10個入りだと確かにお得ですが
たくさんあって使いきれないことがあります。
キャベツなども1玉丸々買うのではなくて半玉や「野菜ミックス」といったような袋から買うのもよいでしょう。
たくさん買ってしまった時の「使いきらなきゃ!」といったプレッシャーから解放されると思います。
週に1回の自炊から始めてみる
例えば「来週平日5日間自炊する!」と意気込むのも良いですが、
おそらくですが、自炊が続かなくて困っているというひとにはハードルが高いと思います。
「毎週土曜日だけ自炊する」とかでも良いと思います。
自炊とは少し違いますが、私は新卒の頃、お弁当を毎日作ろうと意気込んでいました。
しかし、毎日作るのはやっぱり大変だったので
「まずは水曜日だけ作ろう」と目標を決めて
それから毎日作るようにシフトチェンジしていきました。
自炊できなくても罪悪感をもたない
個人的にはこの「罪悪感をもたない」というのが大事かなと思います。
例えば、仕事でくたくたになって自炊ができずコンビニご飯・・・という日もあってもいいと思います。
自炊をがんばろう!と意気込まないでゆるく自炊と向き合うのが良いと思います。
苦痛を抱えたまま自炊をする必要はない
自分で自炊をするようになると、食費が節約できます。
しかし、無理して自炊をするくらいなら、自炊をやめてもいいと思います。
楽しく自炊をできるようになるまでおやすみするのもありだと思います。
大事なのは、自分が楽しく料理できるか?という点です。
少しでも悩みが解決されたら幸いです。
それでは。
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